小銭を出すのは苦労するのです [ぼそっとつぶやく]
先日、某ネットニュースのコメント欄を見ていたら、レジで小銭を出すときにもたもたする高齢者を軽くディスるコメントが書いてありました。
それは仕方ないことだとフォローしている人も多くいて、ちょっと安心しました。
私はそれほど高齢ではありませんが、それなりの年なのでもたもたしてしまう気持ちは少し分かります。
増えてしまう小銭をレジで減らしたい気持ちは分かります。
お財布から小銭を出そうと思ってもなかなか取り出せない。
冬に手袋をしたまま会計をしようと横着をしたら小銭がうまく取り出せなかったことがあります。たぶん高齢者の指先はそれと似たような感覚なのかなと思います。
私の場合は老眼なので、財布の中の小銭を出し間違えることが時々あります。
近眼であり老眼でもあるので、外出のときは普通の近視用メガネをかけています。このメガネをかけると手元はほとんど見えません。
100円玉を出したつもりが50円玉だったり、会計は「○○円です」と言われたあと、小銭を探している間にいくらか忘れてしまったり、若いときはありえなかったことです。
「あれ?いくらでしたっけ?」と聞き直すことも最近は恥ずかしくなくなりました。(よくあることなので)
少し多めの小銭を出すときは「ごめんなさいね、小銭が貯まっちゃって…」と言いながら急いで出しています。
余談ですが、
お金を払うときに、私は金額を声に出す癖があります(子供に、恥ずかしいからやめてと言われる)
たとえば1080円の買い物をした場合、支払うときに「1000円と(小銭を財布から出しながら)50、60、70、80…1080円でお願いします」と声に出してしまいます。
自分で間違えないための策なのですが、子供には不評です。
この行為も若者から見れば、もたもたしている行動に見えるのかもしれません。
わざとゆっくりやっているわけではないので、何十年後の自分の姿だと思って見守ってもらいたいと思います。
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